

店頭で話すレシピ

黒麹甘酒でつくるマグロの漬け丼
黒麹甘酒を使ったマグロの漬け丼の紹介です。黒麹甘酒を使うことで、酵素の働きによりマグロの繊維が優しく分解され、程よくねっとりとした柔らかさになります。また黒麹甘酒由来の甘酸っぱい柑橘を彷彿させる酸味が加わり、マグロにフレッシュな味わいをプラスしてくれます。 ちょっと変わった使い方ですが、癖もなく美味しいマグロの漬け丼になります。是非お試しください。
材料 4人分
マグロ | 約600g |
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塩 | 約24g(マグロの重量に対して2%) |
長ネギ | 1本 |
万能ネギ | ½本 |
大葉 | 8枚 |
A・・・醤油 | 大さじ8 |
A・・・みりん | 大さじ5 |
A・・・酒 | 大さじ2 |
A・・・酢 | 大さじ2 |
A・・・ごま油 | 大さじ1 |
黒麹甘酒 | 大さじ4 |
ごま | 小さじ2 |
卵 | 4個 |
黒麹甘酒でつくるマグロの漬け丼の作り方
マグロの下処理
スーパーのマグロでの処理方法となります。まず、マグロに対して2%の塩を振り、ラップをしてから20分~30分程、常温におきます。後程も説明しますが、この下処理を行うことで臭みを出し旨味を引き上がるのでスーパーのマグロを使う場合は是非お試しください。
長ネギ、万能ネギをカット
長ネギ、万能ネギを細かくカットします。
大葉をカット
大葉は丸めて少し厚みを持たせてカットします。大葉の千切りをします。
漬けダレをつくる
みりん、酒、酢、醤油、ごま油の順番で入れ、ひと煮立ちさせます。みりん、酒のアルコールを軽く飛ばすことをイメージしていただき、強火でひと煮立ちさせます。
漬けダレを冷ます
漬けダレはすぐに使うので、氷で冷やします。
マグロを再度処理
マグロに塩を振り20分~30分程経ったら、マグロの表面が水が出てきます。水で洗いキッチンペーパーでマグロを拭きます。マグロに溜まっている余計な水分が出てきますのでしっかりと洗い流しましょう。その後、マグロをカットします。
マグロに漬けダレをかける
バットにマグロを引き漬けダレをかけます。注意点として、マグロの漬けダレはしっかりと冷えていることを確認して下さい。
表面はハケで漬けダレを塗り満遍なく漬けダレにマグロを漬けましょう。
黒麹をかける
黒麹の米は使わず黒麹の汁のみ使うので黒麹をかける前に、マグロ漬けの表面にキッチンペーパーをかまします。キッチンペーパーを引いたら、黒麹を大さじ4かけます。サランラップを引き、常温で20分漬けます。補足:キッチンペーパーを引いても黒麹の酵素と味はしっかりとマグロに浸透していきます。
盛り付けの準備
サランラップとキッチンペーパーを取り、いよいよご飯の上に盛り付けていきます。
完成
熱々のご飯の上に、万能ネギを敷き、マグロをのせ、漬けダレをマグロのうえに、大さじ3程かけてます。そして、ごまを一つまみ。
更に大葉、長ネギを引きつめます。薬味が全てのったら卵黄をのせ完成です。
食べて頂くと、黒麹の甘味は全く気にならず、柑橘のような爽やかな酸味がマグロの旨みを引き立てます。お子様も黒麹甘酒が入っているとは気づかないほど自然な味わいで、さっぱりと美味しくお召し上がりいただけます。暑い時期には黒麹のマグロの漬け丼は食欲をそそる良いレシピになってくれるはずです!是非お試しください。