

店頭で話すレシピ

ふきのとう味噌
早春を感じさせる苦みと風味が魅力的なふきのとう。
お味噌と合わせることで、お酒のアテや白いご飯と相性が抜群。
春になったら作りたくなる、ふきのとう味噌の作り方をご紹介します。
材料
ふきのとう | 100g前後 |
---|---|
米油 (植物性の油をお好みで) |
大さじ2 |
味噌 | 大さじ4 |
みりん | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
お酒 | 大さじ1 |
ごま | 小さじ1/2 |
味噌は白味噌から赤味噌までお好みの味噌で構いません。 今回は手元にあった、かど万の「特すり味噌」を使用しました。
ふきのとう味噌の作り方
ふきのとうを茹でる
お湯がぐつぐつと沸いたら、塩を少量入れ、ふきのとうを投入します。茹でることで、色合いを均一にし、同時にアクを取り除く下準備をします。
ふきのとうを冷水に浸し、水気を切る
茹で上がったふきのとうを10分ほど冷水に浸すと、さらに丁寧にアクを取り除くことができ、苦味もより穏やかになります。ただし、ふきのとうの大きさや元々のアクの強さによって、水にさらす時間は調整してください。適度に水にさらしたら、しっかりと水気を切ってください。
ふきのとうの処理
根本の硬い部分を切り落とし、縦半分に切ると中心に芯が見えます。もし芯が黒ずんでいるようでしたら、強い苦味の原因となりますので、取り除いてから調理してください。
※ふきのとおはガクから蕾まですべて食べられる食材です。苦みが苦手な方は黒ずんでいる箇所を切ることをお勧めします。
ふきのとおを切りします
ある程度細かく切ります。
油で炒める
中の弱火でヘラを使って優しく混ぜながら、ふきのとうが柔らかくなり、火が通るまで、1~2分を目安に炒めます。
ふきのとおは油と相性が良く、今回は米油を使用しましたが、お好みの油でお好みの量でもお試しください。
味噌とみりんを加える
火力を少し下げ(弱火)、ふきのとうと味噌(大さじ4)、みりん(大さじ2)を馴染ませるように混ぜ合わせます。焦げ付かないよう、ヘラで鍋底を意識しながら3~4分ほど炒めて水分を飛ばします。
今回はかど万の「特すり」を使用しました。程よい酸味と甘みが合わさった白味噌が少し熟成が進んだ感じの味噌です。苦みと酸味が程よく絡み合い美味しくなりました。
砂糖を加える
砂糖(小さじ1)を投入し、全体が均一になるよう混ぜます。砂糖が溶けて透明になったら、中火に切り替えます。
酒を加える
中火に切り替えたタイミングで、酒(大さじ1)を加えます。
ごまを加える
ごまを加えて、軽く馴染ませます。煮詰めすぎて焦がさないように注意して下さい。満遍なくごまが混ざったら完成です。