白花豆と紫花豆の甘煮【はじめての方も上手に煮えます】

更新:2013年12月4日 カテゴリ:レシピ

この記事は2016年12月9日(金)に修正しました。
※白花豆と紫花豆の主な栄養を記載しました。
※レシピ1の手順、「花豆を一晩以上水に浸ける」を「48時間以上水に浸ける」に訂正致しました。“新豆”でなくても上手に煮える完全版レシピになっています!ぜひご覧ください。

「白花豆」と「紫花豆」をシンプルな甘煮にしました。

豆を煮るのは大変そう・・・という方も、この北海道産の「花豆」なら大丈夫。はじめての方にも上手に煮えるように、細かなところまでご紹介しています。

白花豆と紫花豆の甘煮、ぜひ挑戦してみて下さい。

【白花豆と紫花豆の主な栄養】
花豆の50%以上は糖質(炭水化物)で、タンパク質も20%含まれています。
また、ビタミンB1やカルシウム、食物繊維も豊富なため便通を良くするとも言われています。(そのためには、柔らかめに調理し、良く噛んで食べることが重要だと思われます。)
糖尿病、肥満防止、ガン予防のためにも食べたい豆類のひとつと言われています。

白花豆の甘煮【はじめての方も上手に煮えます】

白花豆の甘煮レシピです。北海道産白花豆だからこそ出せる、ホクホク感!ご飯の箸休めにもピッタリの美味しさです。

材料
250 g 北海道産白花豆(新豆)
250 g 砂糖
小さじ 1 塩
醤油 お好みで

作り方
「白花豆の甘煮」の主な材料はこちらです。


1.白花豆は水で洗い、たっぷりの水に48時間以上浸しておく。 夏場は冷蔵庫に入れることをおすすめします。また、柔らかな花豆がお好きな方は48時間浸してみて下さい。


48時間以上経つと、水を吸い込み右側のように膨れる。(左:浸水前 右:浸水後)


2.浸しておいた水ごと鍋に入れ、中火にかける。水がひたひた過ぎたら少し足してください。


一煮立ちしたらザルにあげ、灰汁の出た茹で汁はごぼして捨てる。


灰汁をこぼし、白花豆だけの状態。


3.鍋に白花豆を戻し、再びたっぷりの水を入れ、落し蓋をして弱火で1時間~1時間30分程煮る。


落し蓋が無い場合は、アルミホイルを丸くして使うと良い。


常に、花豆にかぶるくらいの水をキープできるように注意しながら、途中刺し水をしていく。鍋に火をかけている間は、なるべく近くに居るようにする。(火の元にも注意して下さい。)


4.白花豆が十分柔らかくなったか竹串などで確かめ、火を止め、茹で汁を豆がひたひたまで捨てる。少し薄口が良い場合は茹で汁を残す。


砂糖と塩を加えてひと煮立ちさせたら火を止めてそのまま冷ます。砂糖と塩を加えるとき、ほんの少しの醤油を加えても良い。


煮汁に漬けたまま冷ますことで味がしみ込み美味しくなります。更にぷっくりと膨らみしわが寄らないので見た目も美しくなります。


出来上がり!紫花豆も同様の手順で作れます。紫花豆は、白花豆より若干「皮」が固いため、気持ち長めに水に浸しておくとよいでしょう。